施術者に対するLightaSheer Diode Laser Systemの解説

スキンタイプの観察とテスト照射

スキンタイプの観察及び問診により、通常は3種類の照射エネル ギーを選択し、同部位のなかで3カ所マーキングしてテスト照射します。

例:14/16/18j/cm2 16/18/20j/cm2 18/20/22j/cm2

テスト照射の約10分後に毛穴周囲の発赤、全体の軽い浮腫が見られるかをそれぞれ観察します。 部位によっての反応がそれぞれ違うので、複数の部位を脱毛する場合は、各部位ごとに テストを行なうべきです。表皮が耐え得る最大のエネルギーに比例して脱毛効果は高まりますが、 ダメージが大きく毛穴周囲の発赤、全体の軽い浮腫が長く治まらないようでは問題ですので、 1回目の施術は慎重に行うべきです。

解説

テスト照射の後、皮膚反応の観察は必ず10分後に行うこと。

毛自体に吸収されそれを破壊したレーザーエネルギーが伝導し、 毛包を通じて表皮に現われるまでに10分間を要しますので、表皮の反応はこの時点で観察し判断します。

テスト照射の目安

(2j/cm2おきに照射し、約10分後に判定)
スキンタイプ2 18、20、22 or 20、22、24 j/cm2
スキンタイプ3 16、18、20 or 18、20、22 j/cm2
スキンタイプ4 16、18、20 or 18、20、22 j/cm2

脱毛パラメーター(案)

部位

エネルギー

パルス幅

備 考

ヒゲ(♂)

12〜16 J/cu

30ms

2回目以降細くなったらAutoModeの使用をお勧めします。

ヒゲ(♀)

12〜16 J/cu

Auto

上眼瞼等の照射には眼球シールを装着して下さい。

胸毛(♂)

16〜20 J/cu

Auto/30ms

胸骨上の薄い皮膚により思わぬ反応ご注意下さい。

腋窩

18〜24 J/cu

30ms

2回目以降Hairが細くなりましたらAutoModeを使用します。

腕/肢

18〜24 J/cu

Auto

伸屈のある部位である為、比較的効果が出易い部位です。

Vゾーン

18〜24 J/cu

30ms

色素沈着のある部位は比較的長めに当てます。2回目以降はAuto Mode

解説

  1. 学会での発表等によれば、太い硬毛にはエネルギーに関係なくパル ス幅が長い方が効果があるようです。その為、30msにセットする事をお薦め します。比較的、細い軟毛にはAuto Modeの効果が優れています。これは対象物質 が小さくなる為、短いパルス幅が有効となるからだと考えられております。 しかし、エネルギーの決定は、必ずテスト照射の結果を重視して施術して下 さい。
  2. 個人差がありますので、光加熱反応に敏感な方には、目安より低めの値を選択して下さい。
  3. 広範囲の照射には超音波ジェルを薄く塗布し、スライディングテクニックを使うと スピーディであり、術者が楽です。

副作用

照射直後の赤斑、浮腫は一般的には数時間後に軽快しますが、時に消退し なかったり、紫斑や表在性びらんが認められる場合があります。

色素脱失、色素沈着も個人差により生じる事もありますが、一過性かつ軽 度ですので一般的には数ヵ月のうちに自然軽快します。